歴史ある合の原分校閉校

 高瀬小学校の合の原分校は、明治37年に、高瀬尋常高等小学校に合の原分教場として開設以来、今年で98周年を迎えております。しかし、校舎の老朽化と、高瀬、平石水地区(分校学区)の少子化の影響を受け、創立100周年を目の前にして本校に統合し、分校は、平成15年3月いっぱいで閉校となりました。
 分校の学区は、山形市の北東部に位置し、豊かな自然に恵まれた所で、「紅花の里、高瀬」として、人々にロマンとやすらぎを与えてきました。県外からの多くの観光客でにぎわう「紅花祭り」や、鎌倉時代、一向上人が杖を逆さに置いたところ、それが根付いたと伝えられる、県指定天然記念物の開山杉があるなど、歴史と潤いのあるまちです。また、現在では、紅花トンネルが開通し、県庁まで10分程度で行けるようになるなど、市街地に出るのも楽になりました。